目下遍く天下の若き藝術家志望なる学生を鑑みるに是非にともいわんとすることがある。お前ら本気で藝術やってんのか!?と。マジで!ガチで!“ゲイジュツ”をやっているのか!と。幕末の志士の気迫で、安土桃山の絵師の覚悟でお前らは本当に描いているのか!?彫っているのか!?と。自分は本気でレオナルドに、ミケランジェロになるんだ!と蠢く源力でやっているのかと自問してもらいたい。誰も言わないから吾輩が述べる。君たちが描いているものは、モラトリアム絵画である。と。それも院つきの。君たちが彫るもの、撮るもの、パフォーマンスするものはなんだってすべてがモラトリアム藝術なのである。だから君たちの作品は面白くないのだ。
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