2011年12月19日月曜日

藝術の定義 2

http://iccchiiiiii.blogspot.com/2011/12/quintessence-of-darte.html

(承前)補遺;藝術的なもの、つまり自然美は藝術か否か、に対する考察。

アートの語源から考察するに、古代サンスクリット、古代ギリシア語からもアートは“人為”を意味するから、自然は藝術的ではあるが、語源に重きを置けば、自然は藝術ではない。

自然が藝術であるためには、語源を重視しつつ考察すれば、人為の介入、すなわち非人為な人為者である神(もちろん人格神)を想定すれば、自然は藝術であるということも可能。

また、さらには藝術の最大のファクターを感動と定義した場合に、自然美が感動をもたらすのならばそれは、藝術であるといってもいいかもしれないが、その藝術という言葉は、おそらく、感動、つまり藝術=感動という意味で話者が使っていると推測される。

一般的な意味での藝術は感動が大きなファクターである。

つまり、もっと簡潔な言葉で藝術を定義するのならば以下である。

藝術とは、人為を介した理想探求、である。

定義しようとして思ったこと、をつらつらとかく。



藝術とは、”人間をますます謎めいたものにする営み”である。


真に美しい公式は極めてシンプルデある。相対性理論のように。オイラーの公式のように。






藝術とは、”人間の神秘”である。
Q.E.D.

1 件のコメント:

  1. 緻密な考察勉強になります。
    藝術と人間が深く関わっていることがよくわかりました。
    謎めいたものにするが故、知的探究心が生まれるのですね!
    それに、観る者触れる者縁する者は、人それぞれ感じとり方が違うのも人間が生まれた環境、思想哲学、志向、風潮と様々な要因が相まって実に不可解怪奇!然れども
    人間が宇宙の一部という観点からみれば複雑にしているのもまた人間であると、、。
    真に美しい公式は極めてシンプルである!これにつきますね!solidstay

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