2011年12月29日木曜日

よきにつけあしきにつけ

新潟に帰ってきた。


よかれあしかれこれがわが故郷だ。
この世の天国。そして家族の老いを目の当たりにする今日この頃。ばあ様は自分で布団が挙げられなくなった。去年は自転車に乗れなくなった。自由が狭まる。思うように動けなくなる。トイレが短くなる。おしっこをはじく。お尻が拭けなくなる。などなど。あぁ、ごーたま君は偉大なり。

最近思うことは、ついったーとフェースブックなどのソーシャルメディアについてだ。これは明らかにネットユーユーザーたちの日常に浸透している。時間泥棒が跳梁跋扈している。多くの人間の貴重な時間が灰色の男たちに奪われている。かくいう私自身も多くの時間を浪費してしまった。ツイッターやフェースブックをやめてしまえとまでは言わないが、それに可能な限り自覚的であるべきだと思う。メモに使う人もいるが、メモならevernoteを使えばいいだけだ。何も公開する必要など毛頭もない。(自戒)

人間は社会的な動物である。だからその根源的な欲求として人と感動を分かち合いたい。人と絶えずつながっていたいという欲求がある。だからツイッターは危険なのである。絶えずレスポンスがあるようになると、それが気になって大事な作業を中断してしまうことにもなりかねない。表現者はツイッターで語るな!真の表現者はアーティストである。真のアーティストはブツで語れ!Real artist ship!ジョブズのことばを肝に銘じろ!

その表現欲を作品に昇華せよ!沈黙せよ!語るは背中、もとい作品で!

フランクリンを思い出せ。13条を思い出せ!

ツイッターに生き甲斐を感じているのなら何もやめろとはいわない。だが世界にはもっともっと大事なことに時間を使うべき事柄がたくさんある。ついー賭する暇があるなら自分に費ー賭しろ!本をかけ!絵をかけ!岩波文庫を読め!孤独と向き合え。家族を大切にしろ!いかなる人とも仲良くするようにつとめろ。

ついったーには自覚的である人だけがやってもいい。本を書ける人間だけが、何か実際にブツを作り上げる気力を持った人間のみがついったーやフェースブックを使ってもいいのだ。

自戒としてここに記す。

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